馬の学校を運営する株式会社 馬事学院は、競馬を引退し行き場のない引退馬をオーナー所有のまま預託できる新しい馬の預託サービス(馬の年金制度)を開始しました。
競馬で活躍している馬の多くは引退後は殺処分されているのが現状で、繁殖や種馬として生きられるのは全体の1~2割程度らしいです。
ちょっとショッキングな話ですが、馬事学院では一頭でも多くの引退馬の命を守るために、
引退預託のサービス(馬の年金制度)を開始したわけです。
引退馬は乗馬クラブや馬術部などで活躍できる道がありますが、一般の乗馬クラブに預託すると月間12万円以上の費用がかかり、オーナーの負担が大きく、仕方なく肥育(食肉)や殺処分にされてしまいます。
馬の預託サービスを利用するとオーナーの負担は月額6万円になり、金銭的な負担が大きく軽減し、引退馬の命を守ることにつながります。
引退馬や養老馬の命を守るためにも、この新しい馬の預託サービスの利用者が増えることを願います。